しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年10月21日金曜日

疲労が蓄積しているけれど

本日は、仕事をしながら(?!)並行して二日間乾燥させたN原の玄ソバから5kgを計量して磨きをかけ、それをさらに製粉機で殻割りをし、スピードコントローラーを接続して風力を調整したブロアでソバ殻だけを吹き飛ばして排除し、その残りを自作の電動石臼で碾いてみた。
碾くのは簡単なのだが、どの篩で篩うかでそば粉が違ってしまうのが恐ろしい。どうしても蕎麦がつながることを考えて篩の目を細かいものにしてしまい勝ちになる。それで蕎麦の風味が損なわれてしまうのか、反対に美味しくなるのか、よく判らないのだ。

石臼碾きのそば粉は空気を含んでふわふわしている。そのことを先月訪問した蕎麦の打ち手に言ったら、怪訝な顔をされた。
ロール式、あるいは簡易な金臼式の製粉機で製粉したそば粉と、手碾きであれ電動であれ、石臼で碾いたそば粉は同じ玄ソバを製粉したにもかかわらず、まったく別のそば粉になってしまう。
そのそば粉を握ってみると、前者はキシキシ音がするような窮屈な感じがするが、後者(石臼で碾いた粉)はその粒子の間に豊富な空気を含んでふわふわしている。
と書いても、伝わらないかもしれないので……(泣)。

そのそば粉で新蕎麦を打ちたかったのだけれど、疲れていて蕎麦を打つだけの気力がない。
仕方なく「そばがき」にしてみたが、「そばがき」にしては篩の目が細かすぎたらしく、舌触りや食感はいいものの、風味は薄かった。
もう少し粗い篩を用いて、一回通しにすべきなのかもしれない(反省)。

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