しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年10月22日土曜日

いよいよ新蕎麦、\(^o^)/

N原の信濃1号より先にN在来の早刈りを試食してみようと、乾燥と磨きが済んでいる3kgほどを製粉した。
製粉機の金臼の間隔をあけて殻を割り、ハナ粉を篩ってからそば殻を風力を落としたブロアで吹き飛ばし、95%くらいのそば殻を除去、それから電動石臼で製粉。それを今回は40目の篩で通したのち、残ったわずかな量をもう一度石臼にかけ、また40目で篩った。それでも石臼が結構細かく碾いているので粗碾きという感じはしない。ややふんわりした感じのそば粉。甘皮もあまり残らない。
それで、早速蕎麦打ちをしてみた。どうも最後の加水数CC多かったようだが、それを差し引いても粘りがすごいし、色も緑が強い。
家族ふたりは温かいほうがいいと言うので、面倒なのでまた汁にネギと鴨ならぬ鶏肉をいれた鶏南蛮にすることにして、自分はざる蕎麦と鶏南蛮の両方で試食してみた。
その味はというと、ざるの方は包丁の腕が悪いのでやや太めになってしまったので、それが不満。麺の表面のつるつる感、のど越しはかなり良かったが、私は江戸っ子ではないのでのど越しよりも風味を第一に考えているので、風味を第一位に感じられなかったのは不満。風味よりのど越しが先に来てしまったのは、いつもより捏ねすぎたのが原因と思われる。
私は新蕎麦よりも1月2月の寒中の方が蕎麦の風味が良くなると思っているし、製粉の仕方、打ち方で味も変わると思っているので、今後打ち続けてゆくうちに味も変化してゆくだろうと思っている。せっかく自分で種まきから食べるまで一貫生産するのだから、その全過程を楽しみたい。

温かい蕎麦の方は、いつもは温かい蕎麦をバカにしているのだけど、温かい汁から引き上げても結構蕎麦の味がするので驚いた。あまり、温かい丼蕎麦をバカにしてもいけません。
うどんを食べるんじゃないんですから、やはり太い蕎麦ではなく、もう少し繊細な麺にしたいと思います。
ということで、次回は信濃1号を甘皮まで碾きこんだ粉で打ってみます。

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