しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年4月13日水曜日

実験その1・目的外使用

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 先ずはこのブロアという電動工具、本来はフレキシブルホースを装着した場合はノズルではなくダストバッグという袋を付け、フレキシブルホースで吸い取ったゴミなどをダストバッグに溜める。それが本来の使用法である。また、フレキシブルホースは外し、ゴミなどの吹き飛ばしにも使われる。
 これを用いて、先ずはフレキシブルホースで玄ソバを吸い込ませ、ノズルから勢い良く飛び出させてとりあえずはダンボール箱の内部に玄ソバを衝突させてみた。
 このブロア、価格の安い定速の機種もあるが、6段階に風圧を変更出来る機種を購入したのは、まさに風圧を調整することで玄ソバの衝突速度、勢いを変更できるからであった。が、結果は、いちばん弱い1でも強すぎ、玄ソバが割れてしまうことが判明した。
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 ただし、こんな風に皮が剥けて割れずにいる実もあるので、多少の希望はある。
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 ということで、DIYで売られている機種でも結構パワーがあるのであった。
 ただし、割れる原因は風圧の強さだけではなく、フレキシブルホースで吸い込まれた玄ソバが風圧を発生させているブロアのインペラ(羽根車)の回転で破壊されているのかも知れず、だとしたらフレキシブルホースで吸い込みさせるのではなく、ノズルの手前に穴を開けてそこから玄ソバを落とす方式の方が玄ソバが割れないかもしれない。
 結局、電動ふるいシステムを製作した時に購入した「スピードコントローラー」がまたしても役に立ちそうである。これを使えば、さらにモーターの回転を落として風圧を調整出来るので、玄ソバが割れずに鬼殻だけを剥くためにもっとも適切な風圧に出来るであろう。
 ということで、段ボール箱ではなく、きちんと木箱を製作して、玄ソバを衝突させる面には厚いゴム板を貼り付け、割れたソバのムキミが落ちてくるように傾斜した板を取り付ける、あるいは本格的な脱皮機のように傾斜した篩をつけて振動させるべきだろうが、6月以降にならなければ落ち着いて工作もしていられない。

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