しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2015年2月23日月曜日

一回目の試運転

いよいよ試運転。
モーターは60.00HZ・三相200Vで1550回転/分。
ギヤヘッド取り付け時は36回転/分と表示されている。
取りあえずは、玄ソバを下臼にぱらぱらと置いておき、昨日セットした30.00HZでRUNボタンを押す。
計算上は半分の30.00HZで18回転/分だが、碾かれて落ちてきたソバ粉がずいぶん粗い。
いかに粗碾き仕様の目立てとはいえ、これでは碾き割りに近い。
どうやら上臼が少し浮き気味なのがいたずらしていると思われるので、シャフトを少し削って高さを微調整。
さらに周波数を30.00HZから20.00HZに落としてみた。
これでほぼ12回転/分。



12回転/分というのは見ていてもなかなかいい感じで、臼の直径が大きくなったせいか、量は大目でも臼が浮いたりはしない。そば粉のタイプによっては10回転でもいいかもしれない。
取りあえずは落とし込みの量も加減して、ようやく30目(約25メッシュ)の篩でまずまずあらかた篩下に落ち、残るはそば殻とわずかの甘皮だけになった。
見た目は師匠の粗碾きと同じくらいにみえるが、30目だとどうしても排除できないそば殻がある程度は混じってしまうので、玄碾きではない方法も試してみたい。
でもまあ、一回目の試運転にしては上出来。
粗い粉、細かい粉、どちらも碾ける欲張りな臼にしたい。そのためにインバーター制御にしたのだから。

それにしても、上臼を外して下臼のそば粉の分布状況を観察していると、やはり目が深すぎたりLandの部分が実に荒々しい。古い玄ソバなどを無駄にするつもりで、かなり碾きこまなければならないだろう。
それから、高いところ、低いところが歴然としていて、まだ擦り合わせもまだ完全ではない。
少し空運転をしては高い場所を叩いてというような作業を繰り返し、もう少し摺り合わせを良くし、どの場所でも同じように碾けるようにしなければ。

それはまあ、今年の秋の収穫時期までにゆっくりとすればいいことだし、とにかく本業が忙しくなる前に形の上では完成できて良かった。
腰痛に起因する間欠性跛行の症状がまた出てしまったため、あまり歩き回らないようにしていたので、結果としてこの作業が捗った。

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