しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年12月10日水曜日

なるほど!!

リン酸は、細胞核の重要構成成分であり、麦は初期生育に要求し、また登熱時には子実タンパク質の構成に寄与する。リン酸は土壌中の作物根から出る根酸によって溶解され、作物に吸収される(水溶性りん酸として吸収の早いものもあるが)ため遅効的であり、早い時期(基肥)に施用しておくことが大切である。
リン酸の子実生産能力は高く、窒素・カリと比べて倍近い
本県に多く分布する火山灰土壌(黒ボク土)では、施用したリン酸が土壌中の鉄、アルミニウムと結合し、リン酸鉄又はリン酸アルミニウムになって不活性化し、作物に吸収利用されにくくなるため、リン酸を有機物と併用したり、ある程度多量に施用して、可給態リン酸を富化しておくことが必要である。
リン酸の施用量は、水田の場合、 10a当たり9~13kg 、火山灰土壌の畑では10a当たり10~15kgが標準である。
 隣の県の「作物の栄養生理と養分吸収」より。

なるほど!!

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