しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年4月5日土曜日

あいかわらず

菅原金治郎先生の昭和49年の本から。

……また、タネまき後に降雨があれば、やわらかくふくれあがっている地表は雨滴にたたかれて沈下し、地表に薄いフィルムをつくる。このフィルムは、緻密にできた紙状になって、空気中から地中に空気が入る道をふさぎ、また地中にできた炭酸ガスの発散をできなくする。そして発芽しようとするタネが、呼吸困難のため、窒息するばかりでなく、大気の温度が地中に浸透することもさまたげられることになる。

地表に薄いフィルムという表現に驚きました。
とにかく、ソバは発芽にも生育にも土の中の酸素要求量がかなり高いということで、一徹な菅原先生は「畑ソバ」の栽培と敢えて書かれていますが、やはりソバ畑は水平な減反水田などではなく、ある程度傾斜した山の斜面の畑に作るのが理想なのかもしれません。

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