何じゃこりゃ、ですね。
これ、昨年栽培してこぼれたソバの実が管理機で耕起するたびに発芽するので、試みに抜いてみました。
双葉の下の赤い部分が土より上に出ている部分で、白いのが土の中の部分、更にその下が根。
注目すべきは白い部分。短いものは数センチですが、左から2番目のものは白い部分だけでも7~8cm。こんな深い場所で良くも発芽したものと感心いたします。
それで思いだしたのですが、初めて蕎麦を栽培する時に参考にした本に、覆土が5cmとか厚くて驚きました。でも5cmくらいソバの実は平気なんですね。
いやむしろ、そのくらいの深さの方が発芽に適した水分バランスなのかもしれませんけど、さすがに5cmは怖いので、私の場合は「播種機の後輪で鎮圧して3cm」くらいを心がけております。
以前も書きましたが、覆土が浅かったり不用意にソバの種を圃場にこぼしたりすると、鳩や雀などの食害に遭いやすくなります。
高校の同級生のN君は私よりソバ栽培の年数は多いのですが、毎年鳩の食害がひどくて、今年はその畑でソバを栽培するのは断念したそうです。
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