しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2013年3月19日火曜日

「饅頭怖い」じゃなくて

本日、またしても隣県の玄ソバ5kgとそのそば粉サンプル1kg、来襲。

家人がこれさいわいと蕎麦にしてというので夕方5時半過ぎにそば打ち開始。
見るからにつながりそうな粉だったので、つなぎなしで300g。
加水152ccだったにもかかわらず柔らかすぎてズル玉。
ただし粘りが強く、伸しやすく、私のような生粉打ち下手でも結構細く切れて、しかもしっかりつながりました。

ゆでて食べたら、妻いわく「草の匂いがする」。
この頃蕎麦に食傷して蕎麦を食べたがらない母はそばの匂いをかいでみて「埃くさい」。
私はひとこと、「田舎くさい」。
というか、夏の日の午前の鬱陶しいくらいのソバ蜜の田舎臭さ、泥臭さを感じた。
要するに挽きこみ過ぎなのである。それも97%くらいは60メッシュより細かい微粉なので、これは鬱陶しいに決まっている。江戸蕎麦が好きなひとがもっとも嫌う蕎麦のタイプであろう。

ということで、近日中に玄ソバの方を自分好みの粒度分布と歩留まりで製粉してみて、もう一度蕎麦にして試食してみようと思う。

それにしてもこの在来種を拡大鏡でのぞいてみたら、大きいの小ちゃいの、角張ったのに丸いのに、何ともバラエティに富んでいること(交雑?!)。
この、信濃1号よりでかくてエラが張っているソバって何者なんじゃろ?

そうそう、今になっても胃が重いのは外層まで挽きこみすぎて繊維質が多いせいに相違ありません、ふう~っ。
「饅頭怖い」じゃなくて、蕎麦怖い。

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