しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年11月16日金曜日

実入りの悪い原因は

夕方、実入りの悪いK在来を1kg、手挽きで挽いてみた。歩留まり50%くらいしかないかと思っていたが、40目でふるって625gあったので、歩留まりは62,5%ということに。
それにしても、30目と40目のふるいは10目しか差がないはずだが、見た目と触った感触はそれ以上に感じる。40目だと十割で打てそうな気さえしてくるが、30目だとざらざらしていて、十割では絶対に打てないように思える。
明日はこの粉を蕎麦にして試食してみよう。


そういえば、昨年このK在来を採種用に播いて5gから1,8kgまで増やした場所に用事があって行ったら、実生のK在来が二株生えて実がついていたのには驚いた。手で付いている実を外して自宅に持ち帰り、手で揉んで萼などを取り去り、いい実だけを選別したところ、16gあった。
今年110坪ほどに播いてみた結果が惨憺たるものだったので、暖地のソバだからこの地の気候に合わないのだろうと思い、来年は栽培しないつもりだったが、この実生の玄たちをみていると、結構実入りがいいのが不思議。
ひょっとすると、播いた畑の残留窒素が多すぎて実入りが悪かったのかもしれない。
K在来を2年で諦めるのは早計か。3年栽培し続ければこの地の気候に合ってくるかもしれないし、少なくとも種子を無くしてしまうわけにはいかないので、採種用に少し播く分を選んでおこう。

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