しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年10月20日土曜日

おいしいソバ粉

4ヶ所に分けて播種したソバのうち、唯一いまだに刈り取り出来ないK在来。すでに播種後80日経過。本当に秋型の晩生種です。毎日やきもきして見に行っているが、まだ黒化率が3割までいかない。2割くらいか。今朝あたり、少し霜に遭っているようなきがする。いっそ後熟を待って刈ってしまうか、それとも90日まで待つ? 

午後、N原のソバの乾燥具合を見に行き、観察しているうちに丸々とした実の
固まりが目に入ったので、手でしごいて脱穀し、掌ですりすりして萼などを取り除いて
家に持ち帰りました。こんな感じの玄ソバばっかりだったら、さぞかしおいしいでしょう。
そうか、粒ごとに選抜するのもだが、株ごとに選抜というのもありであった。同じ株でも、先端頂部の実の集団はこんな風に充実している場合が多い。


さて、昨日のそば粉2種類の粒度分布です。


篩がメッシュでなくて目であるのは仕方ないにしても、70目、90目が無いのでグラフが正確ではありませんし、100目の上の篩が無いのでもう少し山型になって下がってゆくはずが100目下でピークになって終わっております。
(100メッシュ、120メッシュの篩もあればいいんですが)
そういう不備をさておいても、2種類とも別の石臼で挽かれているにもかかわらず、みごとにグラフが重なって似た線型を描いています。目立ての仕方が同じで挽き方も同じなら、石臼の大きさは粒度分布にはあまり影響しないんですね。
注目すべきは60目付近の粉が少なくなっていることです。そして実際には100目周辺の粉の分布が山になって下がってゆき、いわゆる二こぶラクダ型の粒度分布であることがはっきりと予測できます。
おいしいお蕎麦が打てる粉だと思います。
ただし、蕎麦打ちの下手な私には生粉打ちはちょっと無理かと思われます。やはり、九一か十一くらいで試してみた方が良さそうです。

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