しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年8月13日月曜日

真夏の粉碾きテスト

いよいよ旧盆の休みになったが、車で外に出ると幹線道路が渋滞気味で外出は控えたくなる。二男は盆前に、長男は盆が明ける頃にならないと帰省しないので、盆の間はふだんの暮らしと変わらず静かだ。

昨日打った蕎麦を一人前だけ残してあったので、昼食に茹でて氷水できゅっとしめ、越前おろし蕎麦にした。ネギ、カツオ節、そしてようやく直径3cmくらいになった辛味大根「雪美人」を一本まるごと(といっても小さい)おろして載せ、いただいた。真夏のおろし蕎麦はいいです!!

盆提灯やら何やらご先祖様を迎える用意も済んで、午後は暇なのでまた製粉のテストをすることにした。
種まきが済んでN在来がまだ11kg残っているので、これを3kg。
いつも通り、粗く碾いてからそば殻を排除し、それを今回は手持ちの篩でいちばん細かい100目(80メッシュ)でハナ粉を篩いだしてみた。計量すると400gでちょっと多いような気がする。多分、最低でも100メッシュ、出来れば120メッシュで篩う方がいいだろう。細かい篩はこのあたりでは入手できないが。
ハナ粉を除いた残りを、今回は手碾き臼ではなく電動臼にセットして自動運転。ホッパーを大きくしたので5kgくらいは自動運転していられますが、時々様子は見に行きます。
様子を見に行っては指先で粉を摘んで口に入れ、舌の上で粉の感触や風味を味わう。ひょっとすると、私は蕎麦よりこうして碾いているそば粉の味の方が好きなのかも知れない。小麦粉などと違ってそば粉はそのまま食べてもおなかを壊さないし、何より蕎麦の風味が濃厚でおいしい。
しかし、ハナ粉を除いた後に碾いたものが妙に篩でふるいにくい。さらさらの粉を取られてしまったので、網にひっかかってしまうのだ。ふわふわした感じのそば粉になった。どんな蕎麦になるのだろう? ひょっとすると少しハナ粉を戻してやらないといけないかもしれないが、とにかく一度、少量を打ってみよう。粉を舐めた感じは濃厚なのだが、さて、粘りすぎて打ちにくい予感。

その後、臼のすり合わせの悪い場所をタタキで叩き、臼が若干浮いている感じがしたのでモーターからのシャフトを受けている上臼の金具の縁をディスク・グラインダーで削って調整。ぐっとすり合わせが良くなった感じ。

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