しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年7月17日火曜日

自分で栽培したソバを蕎麦にして食べたいのでしょう

今日も暑くなりそうなので、仕事をさておいて、昨日トラクターで耕運しておいた、Tさんが借りているが今年は何も栽培せず、トラクターで雑草退治だけをしている畑の西の端から、4通りほどダッタンソバを播種した。ダッタンソバは100日くらいかかるというので、普通ソバより先行播種です。
種は1dlを二袋。ダッタンソバは自分が使うだけなのでこれくらいで十分かと。
愛用の播種機「種まきごんべえ」を押して播種するだけなので、30分もかからないで終了。
鳩など鳥類に種を食べられないように、播種機の溝切りをやや深めにし、なおかつ不用意に種をこぼしたまま放置しないこと。それだけで鳥の食害はだいぶ防げます。


残りの左側(東側)には、K在来かT在来を播種する予定。昨年まで直線距離で100mもない畑で信濃1号を共同栽培しているひとたちがいたが、今年は栽培しないという情報を得たので、安心して在来種を播種できる。
だいたい、私がソバを栽培している畑は山間地ではなく、住宅が近くにあって、そば畑としてのロケーションだけ考えれば最低で、まったく絵になりません。
ほんとうは、朝日が遅く出て夕日が早く沈むような(秋の日長時間が平地より短い)、もうちょっと標高が高い(800~1000m)山間地で栽培したいのですが、このあたりの山間地はニホン鹿が生息していて、ことに鹿はソバが大好物で、だいたい収穫一週間前くらいに集団で来てまだ皮の青い甘い実をごっそり食べて行ってしまうので、栽培出来ないのです。
山間地でソバを自家用に栽培していたひとが鹿に食べられてしまい、翌年、そば畑の周囲に電気柵を張り巡らしたら、12万円かかったそうで、ソバを購入する方がずっと安上がりとは思いますが、そのひとはきっと買ったソバではなく、自分で栽培したソバを蕎麦にして食べたいのでしょう。

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