しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年6月4日月曜日

播種まであと2ヶ月、活動開始

昨年、ソバを栽培したTさんのN原の畑と自分用蕎麦畑に借りた花園2,3,4号地が、昨年こぼれたソバの実が発芽してすごいことになって来たので、今日は病院に入院して治療中のTさんのトラクターを乗り出して、耕運した。



下の写真はソバを脱穀した周辺なのでびっしり発芽している。他の場所はもう少し少ないが、その代わりにハキダメ菊が生えている。どうもこのハキダメ菊はソバのアレロパシーなど屁の河童なのか、抵抗性があるのか、他の雑草はあまり生えないのにそばの根元だろうがびっしり生え、放置しておくとそばに負けずに生育して妨げとなる。Tさんや私のように畝間を広く取った条播き栽培だとこのハキダメ菊退治のために、昨年のように管理機での中耕除草が不可欠となる。
ハキダメ菊は、その名の通り、栄養に富んだ土を好んで繁殖するらしいが、N原のこの畑、Tさんが西瓜やらとうもろこしやらを栽培したので、残存肥料も結構あり、昨年あたりからようやくソバが倒伏しなくなって来た。
無肥料、無農薬でも育つソバ。この上なくエコです。

夕方、ネルパックに封入して保存してあった信濃1号20kgと、N在来13kgを循環式精米機で磨きにかけた。手碾き用石臼で試し碾きしようにも、磨いた玄ソバが無いので、せっかくネルパックで真空保存してあって開封するのはもったいないが、開封して磨いた。
信濃1号は少ないが、N在来は小粒ながらパンパンに身が詰まっているためか皮が破れかけていたりして、磨きにかけると殻が取れて「ぬき(むきみ)」になってしまうものが多い。だから収穫時に磨きにかけ、それで保存しておくということが出来ないのです。

今年は作らないはずのTさんのN原の畑をもう一年作ることになったので、栽培計画が狂ってしまった。このN原にN在来を栽培すると、花園2,3,4号地にはもともとは菜園の方の余地に栽培する予定だったK在来を栽培することになってしまう。
では、菜園の余地に播く品種はどうしよう?