しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2011年2月17日木曜日

怪しい実験

 そういえば、昨日、Tさんにもち米の玄米をいただいてきたのだったが、昨年秋にTさんから必要量を購入してあるので、頂戴した分は余ってしまうことになる。ただし今年は病気治療に専念するTさんは水田をまったく耕作しないので、今年の秋にはこれまでのようにTさんからもち米を購入できない。
 ということで、Tさんから昨日頂いたもち米玄米を用いて、ひとつ実験をしてみることにした。
 酸素などを透過させないガスバリア袋の大きめのものがないし、あっても高いので、簡単にガスを通してしまうポリではなく、どれだけガスを通さないかは不明だが、厚手のビニール袋に玄米を詰める。袋の口をシーラーで封をする前に、使い捨てのカイロをふたつ、揉まずにそっと袋の内側に貼り付け、それから袋を押してできるだけ空気を抜いてから、シーラーで封をする。
 これで、使い捨てカイロの主成分である鉄が袋の中の酸素を取り込みながら酸化するので、袋の中の酸素が少なくなって、完全に真空とまではいかなくてもそれに近い状態になる。玄米も酸素が少なければ酸化がゆっくりなので劣化が少なくなる。
 原理的には脱酸素剤も使い捨てカイロも同じようなものらしい。その上、脱酸素剤は小袋用が多く、内容量が15kg、30kgといった大きな袋用だと使い捨てカイロの方が価格的に安くなる。
 と、実はこれ、玄ソバを劣化させずに保管するための実験なのでした。すでに空気が減って真空パックに近い状態になってきています。あとは出来るだけ夏の高温を避けられる場所に保管すればいいはずです。

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