しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2015年4月7日火曜日

デンプン:タンパク

どうも最近のジャガイモはホクホクしていなくて美味しくない。昔、ばれいしょ産地だった農家で春先の蒸したジャガイモをいただいて美味しいのにびっくりしたことがあったが、割るとデンプンの結晶がきらきら光っていた。
そう、最近のジャガイモはデンプンの入りが悪いのだ。
デンプンの入りが悪いということは植物体の光合成機能が低いということなので、要するに光合成を盛んにすればいい。

これはソバにも通じる。
ではタンパク質はどうか? タンパク質はアンモニアからアミノ酸が作られ、そのアミノ酸がタンパク質になる。
ということは、いくらソバが痩せ地でも育つとはいえ、そしてチッソを多く施用すれば倒伏を招くといって無肥料で栽培することは、一年、二年はともかく、同じ圃場で連作する場合は考え物である。
むしろ、成育後半までじっくりじわじわチッソが吸収できて、あまり早々と葉が緑色を失って枯れ上がることがないように地力チッソとして土に含ませておくべきだろう。
植物体を作るチッソ、光合成に使われるチッソ、タンパク質を作るのに使われるチッソの合計量、その加減がむずかしい。
チッソは植物が欲しい時に欲しいだけの量を多すぎず、少なすぎず吸収できることが望ましいので、ゆっくり効く有機質チッソの形で入れてみるべきだろう。
あとはソバに含まれるミネラルを多い順に多く散布しておけばよい(はず)。

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