しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年3月27日木曜日

ねずみ大根栽培研究、再開?

最近は辛味大根でも種苗会社の交配種は春まきが出来るものが増えて来ましたが、昔から自家採種などで栽培されてきたいわゆる固定種の辛味大根は、8~9月に播種して11月頃収穫という秋まきが普通でした。
最近、ある蕎麦店のご主人と話をしていて、ねずみ大根をもっと早く収穫できるように栽培できませんかと相談されました。暑い夏にこそ、冷たい蕎麦をねずみ大根の大根おろしで食べたいのだそうです。
種苗会社には「雪美人」とか「辛丸」とか、春まきの辛味大根があるじゃないですかというと、種苗会社の辛味大根は一方的に辛いだけで、ねずみ大根のように辛味と甘みが二重唱というか、フーガのように追い駆けてくる大根おろしがいいんですよ、との返事。
なるほど。
そういえば、どこかで標高の高い高冷地では5~6月まきも可能と書かれていたのを読んだ記憶があります。
また、数年前に知人から分けていただいたねずみ大根の種を栽培し、収穫したなかから形がねずみ大根の形質に近いものだけをもう一度畑に植え、翌年花を咲かせて5月か6月頃に採種の真似事をしてみたことがありますが、その時こぼれた種が発芽して早い時期にねずみ大根が採れたことがありましたから、ひよっとすると6月まきくらいだったら栽培可能かもしれません。
手元に、昨年夏に播いた種の残りが30粒くらいありますので、5月後半に播種してみようかと思います。ただし、アブラナ科の作物は薹(とう)立ちしやすいので、昨年の種では薹立ちしてしまうかもしれません。
新種が6月くらいには販売されるかと思いますので、早々に入手して播種すればいいかなと思います。
「蕎麦の薬味は大根おろし!!」党の一人として、ねずみ大根は秋播きという常識に逆らって、今年は少し栽培研究してみます。

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