しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年3月23日日曜日

階上早生を試食してみたい

しばらく前にネットで検索して「武蔵野と水車屋―江戸近郊製粉事情 」といっしょに購入した古書「ソバの作り方」は、昭和49年第一刷発行なのでデータはだいぶ古いですが、焼畑や人糞を使ったボッタまきやアワセまきなどについても書かれていて、いわゆる戦前のソバ栽培が知れて実に面白いです。



また、スキャナーで取り込んだ表をアップしましたが、品種によるタンパク質の差を小原氏が検定したというデータに目が釘付けになりました。(果皮をむいたむきみで計測されたとのことです)
著者の菅原金治郎先生も本文で、同じ青森県で栽培された青森階上早生が風乾でタンパク質が18,16%、藤坂在来種が13,42%と、品種によってタンパク質含量かなりの差が認められると書かれていますが、タンパク質18,16%のソバっていったいどんな味がするんでしょう?
どなたか階上早生の玄ソバ、お持ちの方いらっしゃいませんか? 

それにしても、昭和49年になっても「信濃1号」とは書かずに「信州ソバ」と書かれているのは学者の意地なのでしょうか、ちなみに菅原先生は岩手大学の教授でした、^_^; 

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