しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2014年1月25日土曜日

自然体のそば粉

手碾きの、しかも粗碾き用に目立てした石臼で碾いたそば粉という限定した範囲での話になりますが、粒度分布のグラフで50メッシュのあたりで極端に少なくなります。
100メッシュ以上から60メッシュあたりまで最初の山があり、50メッシュあたりでぐっと減って、そしてまた40メッシュから30メッシュの間あたりに最初の山より小さなピークがあり、篩で篩い出さない限り、25メッシュとか20メッシュ、10メッシュと漸減してゆく。
メッシュの細かい方の大きい山は、おそらくデンプン主体の粉であろうし、50メッシュを境にして次の山を形成しているのはタンパク質や脂肪などを含んだ、固く繊維質の多い甘皮主体の粉であろう(甘皮にくっついているデンプンも多少は混じっているはず)。
多分、このパターンがそば粉のいちばん自然な形の粒度分布なのではないか。
言ってみれば、無理の無い自然体のそば粉です。
こういう粉を生粉打ちし、きちんと1,3mmくらいに切る。
それが理想形かもしれない。

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