しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年9月7日金曜日

石臼3号試し碾き

石臼3号。
下臼の軸受け台木の穴あけがむずかしく、3回目(3つめ)でさらに楔を打ち込むことでようやくシャフトが真っ直ぐ中央に立った感じになった。上臼の軸受けも削って調整し、ようやく下臼に載せてすり合わせを見る段階。

石臼の受け台は板で作成はしてみたものの、板が厚かったせいか重くて使いにくいので、2号臼の時に、三輪先生の著作に書かれていた角材を十字に組んだものを造った、それを洗い桶に使っていたプラスティック製の盥の中に置く。

その十字の上に下臼,上臼と重ねる。この十字に組んだ角材が案外しっかりしているし、臼もずれたりしなくて都合が良い。見た目はあまりかっこよくないが実用性はこれで十分。
そうやって玄ソバを下臼の上にぱらぱら置いて、そして碾いてみたらこんな感じ。

思ったよりすり合わせは良さそう。ということで、少し碾いてみて、試しに50目(40メッシュ)の篩にかけてみたら、なんと、そば殻とごく薄い甘皮外皮が少々残っただけだった。40メッシュ以下の粗目のものが無い!! やはりよく碾ける臼だった?
それも困るので、もう一度碾き直しをして、1,2,3,4ではなく、1,2,3で一回転、すなわち? 20回転/一分で、物入れに落とす量も多めにしてみた。

すると、40目、30目の篩上に粗い粒が残った。
何とか使えそう。
それにしても玄碾きはあの手この手で篩ってもそば殻の屑=星?が残る。

臼の直径が大きくなると回すのに力が要るかと思っていたが、軸と軸受けがきちんと合っていて、すり合わせが良ければ小さい27cm臼とほとんど変わらない。というか、この一尺一寸の臼は結構軽快に回る。救出して来てよかった。
いつか、これを電動にしたいと考えるかもしれない。

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