しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年9月5日水曜日

寒中はいやでもおいしい蕎麦が食べられるのに

一昨日試し打ちした蕎麦を茹でて食べる余裕が無くて、冷蔵庫に二日間寝かせたままになっていたのを、ようやく今夜、茹でてみた。


水回しの方法を変えた成果か、これまでの十割よりずっと細く、しかもまあまあつながっているので、私のような下手な蕎麦打ちとしては成功の部類に入るが、流行の熟成蕎麦とまではいかないし、もう少し風味が強くてもよいではないかと思った。気温が高いせいか? いや、やはり、あの27cm臼が碾け過ぎる臼で、粒度分布が微粉に傾いてしまって、だからこそ十割で打てたのだけど、その分、風味が薄くなる。
ここがいちばん悩ましいところ。
やはり40目で篩った粉では物足りない。30目で篩った粉を外二とか九一で打った方が楽しておいしい蕎麦になるかもしれない。
碾け過ぎる石臼の性能をもう少し落とすにはどうしたらいいのだろう。あえて目を磨耗させるとかしないとすれば、1,2,3,4で一回転(15回転/1分)していたのを、1,2,3で一回転(20回転/1分)にするとか、1,2,で一回転(30回転/1分)とかにする方法もあるが、1分30回転は体力的にかなりきつそうで、長い時間は続かない。
とすれば物入れに落とす量を増やせばいいのだが、手碾きでいつも大目の同じ量を落とすのはかなり熟練しないとむずかしい。
そう考えると、手碾きより電動の方がコントロールしやすい。

寒中はいやでもおいしい蕎麦が食べられるのに、夏はどうしてこんなにむずかしいんだろう。

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