しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2012年7月3日火曜日

千人千色の蕎麦

昨夜は、36回にわたる放射線治療を終えたTさんによく頑張りましたねというねぎらい、そして いろいろ物心両面で支え てくれたTさんのお友達へ感謝の会。都合6名。
Tさんが用意した鳥の半身を焼いたもの、寿司などでわいわい飲食し、会話し、しめに蕎麦だったのだけど、Tさんの温かい蕎麦というたっての要望で、泣く泣く、不本意ながらそれ用の蕎麦を打って持参したのでしたが、蒸し暑いのに鴨南蛮ならぬ鶏南蛮が好評でした。(実は、このど田舎では鴨肉を入手するのも困難なので、やむを得ず鶏なのですw)
先ずは、私が打つ蕎麦がいまひとつ腑に落ちないらしいTさんが、今回に限って「おふくろが打った歯もろい蕎麦とおんなじだ」と嬉しがって食べてくれたし、他の参加者も蕎麦が苦手で早々に帰宅されたKさん以外はおいしいと好評でした。
参加者全員が信州人なので、やはり江戸風のコシと喉越しに重点が置かれた蕎麦とは少し異なる、風味があって、なおかつTさん言うところの「歯もろい食感の蕎麦」。何とか再現できたようでした。コシを重視するあまり、固くて意識的に噛まなければならない蕎麦を提供する蕎麦店が多いのですが、Tさんが言う「歯もろい食感の蕎麦」がどんなものか,実感出来たような気がします。
コシも無い訳ではないが歯もろく、そして喉越しも良く、蕎麦の風味(=味+香り)もしっかり感じられる蕎麦が、何となくイメージ出来て来ました。

温かい蕎麦というリクエストだったので、捏ねの力加減と茹で時間の加減に苦心しましたが、何とかクリアしたようです。ただし温かい蕎麦だからごまかせる部分もあって、これがシンプルなざる蕎麦だったらどうだったか自信はありません。

それにしても、蕎麦って、どうしてこんなに挽き方、篩い方、打ち方、茹で方によって違ってしまうんでしょうか。
まさに十人十色、百人百色どころか、千人千色の蕎麦!!

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