しろうとが、ああだこうだと、いろいろ愚行錯誤(!?)しております。

2010年11月2日火曜日

自分で自分に半日暇を与える

 雨続きだったが、ようやく昨日から晴れ間が見えるようになり、今日も晴れて風があったので、花園2号3号地で収穫したソバの半分ちょっとを製粉することにした。雨の日や湿気の多い時にはソバ粉が湿気を吸ってしまいそうなので晴れた日がいい。自営業であるから、自分で自分に半日暇を与えるという妙なことになる。
 一番粉、二番粉、三番粉と順に篩い出しをしながら、それぞれを指先に少し掬いあげてなめてみると、どのあたりが風味が強いか、よく判る。自分の粉だからつい丁寧に篩いすぎて、気がついたら昼までに袋詰めまで出来なかったが、粉を握ればキュッとなるような粉に仕上がった。昨年は60目(48メッシュ)まで通したが、今年は80目(64メッシュ)より粗いものは通さなかったので、蕎麦のつながりはいいだろう。細かくしても風味が残るよう工夫したので、近いうちに一度加水率を調べながら打ってみよう。過乾燥を避けたので、加水率も50%か、もう少し少なくなるかもしれない。
 それにしても篩というのは実に優れた選別道具であること。あらためて感心しました。

 そうこうしていて、昼食時にTさんから電話があり「明日、蕎麦の脱穀をしませんか」と。日が当り、風も吹いていたので、明日あたりは実の落ちもいいだろうと二つ返事をして電話を切った。うーん、まずい、こんなくらいだったら今日は製粉などしないで仕事をしておけばよかった。
 またしても自分で自分に「明日も休暇をいただきますので、よろしく」
(土日に休まないこともあるからいいか)
(あ、明日は文化の日でお休みではありませんか)
 それにしても、また弥生時代さながらの叩いてソバの実を落とすという原始的作業......。乾いていれば気持ちよくバラバラ落ちるんですが、さて。
 真空パック用のガゼット袋に脱酸剤といっしょに1kgずつ袋詰めし、合計18袋できたが、半端に残った100gほどを夕食時に蕎麦掻きにしてみたら、水が少なかったのかやや固めの蕎麦掻きになってしまったのと、水を加えたら結構量が多くなったのでひとりでは食べきれず、残りはだし汁を作るのが面倒だったので味噌汁に入れてみた。あ、これも結構いけます。

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