そして私が、なかなか上下揃った石臼が無いと言うと、使わなくなった石臼を上下いっしょに置いておくのは縁起が良くないという言い伝えがあり、いっしょには置かない。そのためにやがてどちらかが行方不明になり、上下バラバラの石臼ばかりになるのだという。
ふうむ、初めて耳にする言い伝えですが、さて?
わが家の菩提寺がある場所はかつては安山岩の産地であって、その名残で今でも石材店が多いのだが、たまたま車でそれら石材店の前を通りかかると、墓石やら灯籠などの製品が陳列されている端や奥の方に、丸い円柱がいくつか置かれていることがある。材質は御影石やきめの細かい安山岩などと思うが、正確には判らない。
以前は気にも留めなかったが、石臼に興味を持ってから、その形が気にかかって仕方ない。
たとえばこの写真の2匹の蛙の台になっている石とか。
それから、この工場の軒下とか。ここは数が結構あります。
ただし、どうもその円柱がどうも墓石の納骨する部分を円柱形にくりぬいたものであるような気がして、石材店のひとに少々声がかけにくいのですが、おそらく不用品であろうと思うので、一度、意を決して訊ねてみたいと思っています。

